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いまさら聞けない!ネイリストとは

キラキラとしたイメージのあるネイリスト。ネイリスト自身の爪もすごく綺麗で、仕事もおしゃれで楽しそう…。ファッションや美容に興味のある方にとっては、憧れの職業でもあるのではないでしょうか。

そんな華やかなイメージのあるネイリストの仕事とは、実際にはどんなものなのでしょう? 色々な角度から紹介していきます。

そもそもネイリストってどんな人?

ネイリストとは、さまざまな専門的テクニックを駆使し、手足の爪を美しくしたり、お手入れをしたりするプロのこと。

セレブを始め、タレントやスポーツ選手など、色んな人たちが爪を美しく整えています。一般の方でも、特に接客業やインストラクター、営業職のように、人と接する仕事をしている場合には、見た目の印象を高める「爪のお手入れ」は欠かせません。

実際にプロのネイリストが提供しているものとしては、爪の形を整えて表面を磨く「ネイルケア」や、様々なマニキュアで爪に色を塗る「カラーリング」、爪をデザインする「ネイルアート」や、割れた爪などを補修・修復する「リペア」などの技術があります。

ネイリストというと、すぐに「カラーリング」や「ネイルアート」を思い浮かべる人も多いと思いますが、基礎となっているのは「ネイルケア」。土台となる爪が健康でなければ、どんなに美しく飾り付けても、見た目の印象はあまり良くはなりません。さらに爪の健康を損なう事態にもつながります。

また、中には正しい知識や特殊な技術が必要なネイルもあります。セルフネイルも広まっていますが、ジェルネイルのように正しくない方法だと火傷のリスクが高くなる種類もあるため、高度なテクニックやハイセンスなデザインを提供しているネイリストの腕は、ますます多くの場で求められるようになっています。

ネイリストはネイルアーティストとも呼ばれることもありますが、現在のところ両者に明確な違いはありません。メディアによって、ネイリストとして紹介されるときもあれば、ネイルアーティストとして紹介されるときもあります。

そもそもネイリストという名称自体が和製英語であり、欧米では「マニュキュアリスト」や「ネイルテクニシャン」と呼ばれるのが一般的なのです。

ただ、国内ではネイルアートに秀でたネイリストが、ネイルアーティストとして脚光を浴びるケースも見られます。これは日本のネイリストの技術が特に高く、その地位が向上していることも影響しているのかもしれません。実際、繊細で細やかなネイルを造る日本のネイリストは、海外にも活躍の場を広げつつあります。

一方、国内に目を向けてみると、ネイリストの勤務先で最も一般的なのがネイルサロン。ほかにはエステサロンやブライダルサロンなどでも、専門のネイリストがネイルをしてくれるところが目立ってきました。美容院でもネイルを提供している店舗は増加中です。特に資格を持つネイリストには、たくさんの活躍が期待されます。

ネイリストとネイルアーティストの違い

ネイリストとネイルアーティストの違いはまだ曖昧で、実際のところでは同じ意味に使われたり、特にネイルアートを多く手掛けるネイリストのことを、ネイルアーティストと呼ぶ人もいます。

しかし、ネイリストもネイルアーティストも、持っている資格や基礎知識、テクニックは同じだと考えて良いでしょう。いくら優れたネイルアートの技術を持っていても、土台となるネイルケアをしっかりとできなければプロと呼ぶことはできないからです。

では、どういったところが違っていて、どんな場面で呼び方が使い分けられているのか、ネイリストとネイルアーティストについてさらに詳しく解説します。

ネイリストになるなら覚えておきたい基礎スキル

ネイリストになるために覚えておきたいスキルは、大別すると「ネイルケア」「イクステンション」「リペア」「アート」の4つ。それぞれどんなことをするのか、わかりやすくご説明しましょう。

ネイルケア

「ネイルケア」はネイリストにとって最も初歩的なスキルです。

プレマニキュア

ネイルをするための下準備です。道具を用意し、手や指をしっかりと消毒したら、リムーバーを使ってネイルカラーを落としてポリッシュオフします。

ちなみに検定試験では、まず自分の手から消毒し、続いてモデルの手を消毒します。この順番を守らないと減点されるので、注意しましょう。

ファイリング

エメリーボード(爪やすり)を使って爪の長さや形を整えます。

爪の長さや形によって、印象や強度が変わってきます。「ラウンド」や「オーパル」など、基本的な形は5種類あります。

甘皮処理

用具を使って入念に甘皮を除去し、「クリーンナップ」していきます。

キューティクル周りを整えてきれいにすることで、ポリッシュをムラなくきれいに塗ることができます

カラーリング

ベースコートを塗り、カラーポリッシュをした後に、さらにトップコートを重ねます。

表面が乾いていても、中が乾いていないことが多く、一般的に完全に固まるまで1日以上かかります。

イクステンション

ジェルネイルやネイルチップを使って爪を造形・装飾していく技術です。

スカルプチュアネイル

アクリルパウダーとアクリルリキッドを使い、人工的な爪を作ります。

爪の上に張り付けるので、3週間程度でリペアをしましょう。また、接着剤などを使用しているので、オフの際には注意しましょう。

ジェルネイル

ジェル状のアクリルを爪に塗り、UVライトなどで固めて作るネイルです。ライトを当てない場合もあります。

チップ&オーバーレイ

爪の先にハーフチップを取り付けて長さを足し、その上からジェルやアクリルでカバー(オーバーレイ)するネイルのことです。

いわゆる「付け爪」というもので、きれいになじませるには高い技術力が必要です。

チップ&ラップ

ネイルチップをつけた爪や亀裂などを、ラップ剤を用いて補修します。

爪は成長していくので、だいたい2~3週間の間隔でしなければなりません。

リペア

爪が成長すると、だんだんネイルがはがれやすくなります。それを補うために、接着剤やラップ剤を使って爪を補強・修復します。

グルーオン

接着剤を用いた爪の補強・修復です。チップのずれを元通りにするなど、繊細さが求められます。

ラップ

割れてしまったネイルを、シルクやグラスファイバーなどのラップ剤でリペアすることです。

爪が伸びてきて付け根部分が割れてしまったり、こすれてひびが入ってしまったところに、被せてコーティングをします。

フィルイン

ネイルをイクステンションで修復します。

ジェルネイルなどをオフせずに、新しくデザインしなおしたり、コーディングしたりします。爪への負担は少ないので需要は多いですが、超高難度のスキルです。

フローター

爪の表面だけをカバーするように補強を行います。

長さは出さずに、自分の爪の上のみにコーディングしていくので、接着剤によるダメージが少ない自然派の技です。

アート

さまざまなイラストを描いて華やかにするなど、爪をデザインして個性を引き出します。

フラットアート

爪の上に平面的なイラストを描きます。

検定試験などでは、初級は筆ですが、難しい級になるとエアブラシなどを使用します。

3Dアート

アクリルマテリアルなどで、爪に立体的なアートを作ります。

筆を使って、溶かしたアクリルをアルミホイルなどに載せて、立体的なパーツを作ります。ちなみに、ナイロン製の筆は毛が溶けてしまったりするので、動物性の筆を使うようにしましょう。

エンボス

盛り上がったアートを爪の上に描きます。

3Dアートとの違いは、エンボスは爪の上で形を作っていくので、パーツを作るよりも、立体的なお絵かきというイメージです。

イクステンションアート

爪の形から立体的なアートまで、爪のアート作品を作ります。

人工爪のスカルプチュアから、3Dアートなど、ここで紹介した様々なスキルを組み合わせて1つの作品を作ります。

その他、お客さんを相手にしているために、会話術やおもてなしの心などもネイリストには必須。自分が実際にしたいネイルや、されたら嬉しいことを目指すなど、お客さんの立場になって考えることもステップアップの1つです。

どんな人が向いてるの?

ネイリストにはどんな人でもなれる職業です。ネイリストに向いている人には色々なタイプがあるものの、一番の要素は何と言っても「ネイルが大好きだ!」という気持ち。 「好きこそものの上手なれ」と言いますが、まさにその通りなのです。

ネイリストは技術職ですのでテクニックが必要となりますし、その練習に対してもネイルが好きならどんどん興味が湧き、努力も苦にならないはずです。逆にネイルへの関心が薄いと、せっかくネイリストになっても仕事に打ち込めなくなったり辛くなったりして、結局長続きせずに終わってしまいます。

なので、仮にこれから挙げる「ネイリストに向いている人の特徴」に自分が当てはまらない場合でも心配無用! 「ネイルが大好き」という気持ちでカバーできます。また、「今はまだそんなにネイルに興味がない」という方でも、もしかしたらすごいネイルの才能が眠っているかもしれません。

ネイリストに向いている要素に当てはまっていたら、試しに資格を取得してみてはいかがでしょうか。これからどんどんネイルを好きになる可能性が眠っています。

【ネイリストに向いている人の特徴】

手先が器用

指先にネイルケアやネイルアートをするのはとても繊細な仕事。しかも、お客さんを待たせないよう、素早く手際良完成させなければなりません。そのためネイルの技術をマスターするには手先の器用さが必要となります。

ただし、自分は不器用だからと諦めてはいけません。ネイリストになるには日々の練習と努力がものを言います。経験を積めば、細かいネイルもスピーディーにできるようになります。

手先が器用な人はほかの人よりも楽に、ネイルの細かな作業を身に着けるのができます。

細かい作業が得意

爪という小さなキャンバスにイラストを描いたり、マニキュアを塗ったりするネイリスト。編み物や縫い物、アクセサリー作りなど、日頃から細かい作業が好きだという方はネイリストに向いています。

集中力と根気がある

サロンの予約ページを見ていただくと、ネイルには1~2時間かかるのが基本だとわかります。本格的なアートをする場合はもっとかかるでしょう。それでも集中力を切らすことなく、根気良く作業を続けられる人は、ネイリストの適性があると言っていいでしょう。

相手の気持ちを引き出すのが上手

お客さんの中には、ネイルへの具体的な要望を持っておらず、抽象的なイメージのみ伝えてくる方も意外と多いものです。そんなとき、考えのまとまっていないお客さんが、いったい何を求めているのか、上手に相手の気持ちを引き出すスキルが必要となります。

接客業では、お客さんから要望を聞き出す能力は非常に重要。特にネイリストは、お客さんの手を取りながら1~2時間はマンツーマンで向かい合いますから、爪の悩みからネイル以外の話題まで、ときにはカウンセラーと同レベルの会話術を求められることもあります。

ネイルとそのデザインの説明、さらには世間話から恋愛や家族のトラブルの相談、ときには愚痴を聞かされたり…。さまざまな会話に対応できる高いコミュニケーション能力が問われます。

流行やファッションに敏感

洋服にぴったりなかわいいネイルのデザインを考えたり、お客さんのリクエストに応えて服に似合うアートを描くなど、ネイルはファッションや髪型に合わせて、デザインを決める場合がとても多いです。

流行のファッションにも敏感で、ファッションセンスがあることもネイリストに適している要素です。

絵やデザインが得意

小さな爪に筆を使ってイラストを描くのは技術が必要。しかし、絵やデザインがもともと得意だという人なら、さほど苦労せずに、爪に素敵なアートを作れるでしょう。

もしも絵が苦手だったとしても大丈夫!さまざまな用具を使いこなせば、かわいらしいデザインが簡単に作れるようになります。絵が下手だからと諦めることはありません。

意識の高さ

ネイリストがボロボロの爪をしていたら、お客さんもがっかりしてしまいますよね。お客さんが自分の爪を見て、「私も同じネイルにしてみたい!」と思えるようなデザインに、常に整えておくぐらいの心構えが必要です。

爪だけ綺麗で身なりがだらしないのもNG。自分磨きを忘れずに、自己管理を徹底しましょう。

健康と体力

ネイリストの仕事は美容師さんと同様、とても華やかではありますが体力がいる職場です。サロンによっては早朝からやっているところもありますし、混んでしまって夜遅くなるときもあります。

その日が予約でいっぱいなら、「朝から作業しっぱなしでお昼ご飯もゆっくり食べられない」なんてこともあるでしょう。

どんな仕事でもそうですが、きちんと体調を管理し、健康第一でいることがとても大切です。ネイリストになったばかりの頃は慣れないことも多く、仕事がきついと感じることもあるかもしれません。そんなときでも体力が充実していれば、乗り切っていけるはずです。

どんなところで働いているのか

ネイリストが活躍する場として最も多いのはやはりネイルサロン。ただ、最近ではネイルが広まってきており、結婚式場でのブライダルネイルやエステサロンでマッサージを受けながらのネイルなど、色々な分野へとネイリストが進出しています。

代表的なネイリストの就職先は、以下の4つがあげられます。

ネイルサロン

数多くのネイリストが活躍している場であり、職場としては最もメジャーです。しかし一口にネイルサロンと言っても、大手のチェーン店もあれば、個人経営のサロンまで様々で、その規模は店舗ごとに異なります。

予約のお客さんの数もお給料も、提供している技術やサービスも店舗ごとに差があるものです。

ネイルサロンへの就職や転職を考える際には、自分のやりたい仕事をさせてもらえるか、個性を発揮できるかを考えてお店を選ぶと良いでしょう。

エステサロン

エステサロンの中には、サービスの一環としてネイルをしてくれる店舗も増えてきました。すでにエステティシャンとしての資格を取得している人が、さらにスキルアップを目指しネイリストの資格を取得することもあるようです。ネイリストの資格があると、エステティシャンとしても、より活動の幅が広がります。

ブライダルサロン

ブライダルネイルは、ブライダルサロンに専用のネイリストが配置されている場合もあれば、出張という形で結婚式場に出向くネイリストも存在します。晴れの舞台の特別な花嫁の爪を彩る華やかな職場です。

美容室

美容室にネイルサロンが併設されていたり、パーマをしている間にネイルのサービスを行う美容室など形は様々です。美容師が他店とのサービスに差をつけるために、ネイリストの資格を取得し、ネイルを提供することもあります。

このように、ネイリストが様々な場所で活躍できるのは、今やネイルがファッションやヘアカットと同じぐらい、おしゃれの一部として定着しているからと言っても過言ではありません。

セルフネイルの用具が販売されているように、ネイルも自分でやろうと思えばできてしまいます。しかし、自分で髪の毛を切るよりも美容院に行く人の方が多い様に、プロと比べれば仕上がりには大きな差があります。

ちょっと前髪を整えるためにカットするのに似て、普段はセルフネイルをして、ネイルを長持ちさせたいときやおしゃれしたいとき、自分へのご褒美にネイルサロンに通うという人も多いはず。プロにしかできないかわいいアートや洗練されたデザイン、極上のリラックスタイムやサービスをお客さんは期待しています。

そういったお客のハートをがっちりとつかむためにも、ネイリストは日々経験を積み、スキルアップした技術で感動を与え続けなくてはなりません。そうした期待に応えるべく、自分を磨き、資格を取得するネイリストも増加しています。